おはようございます!!
家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。
アクセスいただき、ありがとうございます。
「なんか最近、掃除機の吸い込みが弱くない?」
そんな相談を受けたのは先月のこと。 実際に見せてもらうと、原因はすぐに分かりました。 ――ホース、裂けてました。
これは、わりと“あるある”なトラブルです。
実は多い。ホース破損、メーカー問わず
● 日立 CV-KP900L / CV-SP900L / CV-KP900M ホースのジャバラ部分が裂けやすいことで、検索件数も多いです。 しかも、CV-KP900LとCV-KP900Mではホースの収納方法が違っていて、 しまい方で寿命が変わるかもしれません。
● アイリスオーヤマ RNS-P10 「月数回しか使ってないのに、1年でホースが破けた」という声もあります。 コスト重視の設計ゆえか、手元から裂けるケースが多いようです。
● シャープ EC-CT12 修理しても、また別の場所から破れる…。 ジャバラ素材の柔らかさ=耐久性の弱さという話も。
● 三菱 Be-K / 東芝タイフーン / エレクトロラックス 報告は少なめですが、ホースがねじれることで裂けやすくなる傾向は同じ。 特に、回転ジョイントがないモデルは注意です。
どうして破れるの?その理由、説明します。
ホースって、思ってるよりデリケートなんです。 破れる原因、取説にもちゃんと書かれてます。
ホースをねじったまま使う → ジャバラの一部に負担が集中して、徐々に裂けます。
掃除機本体をホースで引っ張る → 継ぎ目に力がかかって、そこから亀裂が入るんです。
巻きつけ収納をしている → 折れた部分がクセになり、そこからピリッと裂けるんです。
特にCV-KP900Mのように「吊り下げ収納」に変わったのは、 こうしたトラブルを防ぐ工夫なんですね。
ホースを長持ちさせる3つのコツ
この3つ、やってみてください。
✅ ホースを引っ張らない → 掃除機本体を“持ちながら”動かすクセをつけましょう。
✅ ねじらない・曲げすぎない → ジャバラに無理なカーブを作らないこと。
✅ 収納はふんわり、吊るすが理想? → ホースは巻き付けより、ぶら下げるのがベスト。
裂けたホース、交換できる?
「破けたら終わり?」…いえ、部品で交換できます。 いくつか紹介しますね。
🔧 日立 CV-SP900L 用ホース
→ ホースクミ28(CB) CV-SP900L-004
🔧 アイリスオーヤマ RNS-P10 用 → 部品は公式のパーツ販売サイトで型番指定が必要です。
🔧 三菱 Be-K シリーズ → TC-GXH7P用 純正ホース(型番ごとに異なります) → 部品番号は三菱公式ストアで確認可能です。
🩹 補修用テープ(応急処置用) → ホース補修テープ(耐熱・耐圧) → 応急処置ならあり。でも本当は交換がオススメです。
最後にひとこと
ホースは消耗品。 でも、使い方ひとつで寿命は伸ばせます。
取扱説明書にちゃんと書いてあることなんですが、 読まない人、多いんです。
だからこそ、このブログで伝えておきたかったんです。
以上
快適な生活のために、家電に愛を!
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。