kadenappwaveのブログ

家電の使い方や特徴を説明、そのほか考えたことを紹介しております。

製品不具合とリコールの関係について

おはようございます!!

家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。

アクセスいただき、ありがとうございます。

修理事業でたまに、不具合に関して、「リコール商品じゃないのか!」と語気を強めて言ってくる方もいます。そのときに、どんな説明がいいのか。と思い、リコールについて考えました。

そんなわけで、リコールについて紹介します。
(勉強したとは、個人の意見なので、参考程度に紹介します。)

リコールとは、何なのか、作り手と受取手で差分があります。

リコールと聞くと、対象品を回収して、取り替えるほどの不具合と言う印象があると思います。特に、自動車のリコールはニュースになって、騒ぎになります。5年くらい前に、サムスン電子スマートフォンが発火する事件もありました。後は、給湯器やヒーターなどもありました。

リコール商品は、商品に発生した不具合で、使用者にケガ、火傷などの死傷がでてしまう、建物や所有物を燃やすなど大きな支障を与える商品の事を指します。
そう考えれば、車のエンジン、ブレーキ、ペダル、エアーバックなど命に関わる部分の不具合はリコール商品になることも理解出来ます。一方でランプが点灯していないことは、リコールになったというニュースは見ていないと思います。ヒーターや給湯器も、火事になるような不具合はリコール商品になります。スマホの発火も、使用者は火傷を負います。

何となく、理解頂けたとおもいます。

使用者に大きな実害を与えてしまうような、不具合はリコール対象となり、そうでないものは対象にならないという、ギャップがあるということなんだと考えています。


私は、過去に、現職とは異なり、とあるメーカーで設計開発にも携わった事があります
リコール、不具合についてとても勉強になりました。
作り手であるメーカーは不具合が起きないように考えて設計するだけでなく、不具合が起きても、使用者に被害が出ないように調べて開発しています。後々、本を読んで勉強すると、製造物責任法という法律があり、作り手は使い手に大きな死傷を与えない商品作る責任がある事を知りました。
メーカー側は設計開発に、かなりの労力を使って業務遂行していると、私は考えています。
メーカーには、これからも研鑽して、良い商品を生み出してもらいたいので、応援します。
と言うことは、使用者に大きな死傷を与えない商品の不具合は、リコールにはならないという事です。
そうは言っても、何度も同じ部品で、同じ症状の不具合となれば、怒りがこみ上げてくる想いも、理解するところです。私も、そうなったら、怒ってしまうでしよう。そんな時は、繰り返ししているんだからと、自分が許せて、メーカー側が実現出来るような提案して上げると、双方共に気持ち良く取引出来ると考えます。


以上、リコールについて、私の認識を紹介しました。
参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。