kadenappwaveのブログ

家電の使い方や特徴を説明、そのほか考えたことを紹介しております。

冷蔵庫の歴史: 電気冷蔵庫の誕生

おはようございます!!

家電製品の使い方や特徴を紹介している、谷口ちひろです。

アクセスいただき、ありがとうございます。

今回は冷蔵庫の歴史を紹介します。
冷蔵庫が無い時代は、井戸や川につけて冷やしたり、氷室と呼ばれる空間に雪や氷を蓄えて、夏に取り出す事をやっていたそうです。
自然の力を利用して、人工的に氷が作られるようになってから、氷箱や冷蔵箱と呼ばれる家庭用冷蔵庫が出来ました。
木製で内側に金属製の箱を入れて、フェルト木炭を間に挟んで断熱していたそうです。上段に氷を入れて、冷蔵していました。
と言うことは、当時は文字通り冷蔵するための箱だったと言うことです。
別名、クーラーボックスですね。

その後、1834年アメリカで冷熱サイクルを利用して、人造氷を製造する事に成功しました。これによって、電気冷蔵庫が発明されました。

1930年に日本国産の電気冷蔵庫が完成して、日本中に広がりました。最初の冷蔵庫は720円くらいで、現代に合わせると700万円くらいになったそうです。当時の大学卒業生の初任給で50円(50万円)なので、かなり高価な製品です。
戦争直後はGHQによって生産を停止させれていたが、すぐに再開しました。
そして、普及が進んで行きました。
電気冷蔵庫は箱の中身が冷たい状態のまま維持されるだけだったところから進化して行きます。
今はあまり見られませんが、冷水機がついた冷蔵庫が誕生して、一時的にブームに。
次に自動製氷機がついた冷蔵庫が誕生してブームになりました。
冷凍庫付きが誕生して、温度の異なる部屋がある電気冷蔵庫が発売されて行きました。
現代の状態に近いものですね。
メーカー各社で、野菜室やチルド室など、いろんな物を出して、競って行きました。
さらに、省エネに、温暖化、フロンガスのことで、課題が発生して開発が進みました。
これで今の電気冷蔵庫の形になっていきました。
電気冷蔵庫は普段の生活で必要な製品となりました。いつでも冷たい水や食べ物、そして貴重な氷を手にすることが出来ることは幸せな事ですね。ご先祖様に感謝ですね。

以上
快適な生活のために、家電に愛を!

参考になったでしようか。
皆さんの役に立ったら、うれしくお思います。