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今回は、炊飯器の炊きムラの発生と解決方法をご紹介します。
炊きムラが発生するのは、炊飯中のお米に、熱が上手く伝わらないためです。
現在主流となっている圧力式IHヒーターの炊飯器では、上部は固めで下部は柔らかくなります。悪い表現を使えば、上部は炊けていない、生煮えとなり、下部は水っぽい、べちゃべちゃになっているとなります。
これはIHヒーターの原理で内釜の表面が熱を持ちます。
特に底面は熱を持ちます。そのため、炊飯時のお米は、底の方から熱が入って炊かれていきます。と言うことは、内釜の上部のお米は一番遅れて熱が入り、炊かれることになります。当然ですが、熱の入る時間が異なる分、炊かれたご飯の硬さにばらつきがでます。そう!上部は固めで下部は柔らかくなるということです。これを減らすために、内釜に内部に圧力をかけることで、上部にも充分な熱が入るように工夫しています。しかし、合数が多いと熱が伝わりづらくなる分、炊きムラが強くでてしまいます。そこで、上下を入れ替えるようほぐすこと行動が大事です。ほぐすことで、十二分に熱が入った底部分のご飯を先に食べ、硬い部分を熱を与える時間を増やすことで、丁度良い硬さにすることができます。これによって、上下全部おいしく頂くことができます。
この炊きムラは、無洗米やお米を研いだ後のすすぎが不足している場合でも発生します。
無洗米は「無洗」と書いてありますが、決して洗わなくて良いというわけではありません。当然、機械で研いで、梱包しているわけですから、目には見えないゴミや研いだ後の小さな粒は入っています。これは洗わないといけません。目安は白い濁りが無くなるまで(難しい場合は透き通るまで)、水を入れ替えることです。市販の白米で研いだ後も同様です。
炊飯モードで火力が小さくなるモードや時間が短くなるモードを使用すると、充分な熱が伝わらないので、炊きムラは発生しやすくなります。
以上のことを気をつければ、おいしくご飯を頂けると思います。
参考になったでしようか。
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